2023とちぎ有機の会「市民講座」
「多重危機が世界で進行する中で、世界を救えるのはやはり有機農業」
2023年度の市民講座は、2020年度に引き続きまして一人の講師による通年講座といたしました。
講師は、民間稲作研究所常任理事の印鑰智哉(いんやく ともや)さんです。印鑰さんにつきましては、2023年2月の研究所公開シンポジウムにおいて「急速に進む命の分解」と題した報告をしていただきました。
その報告内容の詳細を知りたいとの声がたくさんあり、今回の企画となりました。
第4回
工業型農業から有機農業・アグロエコロジーへ
昨年の7月から始まった市民講座が最終回を迎えます。最近、アグロエコロジー という言葉を耳にする る機会が多くなってきました。直訳すれば、アグロ(農 業)とエコロジー(生 態 学)を合わせて「農生態学」となりますが、これだけでは何のことか よくわかりませんね。
アグロエコロジーを研究している専門家によると、「持続可能な農業とフードシステムを実現するために“科学”“実践”“運動”を統合する農の営み」と定義づけしています。とても間口広く、奥行きの深い考え方であることが お分かりいただけると思います。
今回はこのアグロエコロジーを踏まえつつ、現在、日本社会に迫る食料危機や農業の危機にどう対抗できるのか、大テーマである「多重危機が世界で進行する中で、世界を救えるのはやはり有機農業」を、皆さん方と いっしょに考えていきたいと思います。
記
期日 | 2024年1月17日(水) |
時間 | 18時00分~20時00分 |
会場 | NPO法人民間稲作研究所 有機農業技術支援センター (上三川町下神主233) (センター内30台駐車可。電車はJR石橋駅東口からタクシーで約5分) |
申込み | 氏名・連絡先を添えTEL/FAX 0285-53-1133まで 民間稲作研究所のホームページからも申し込めます。 |
会費 | 500円 |
定員 | 30名(先着順) |
[参加お申込み]
先着30名です。資料準備の都合上、1月15日(月)午前中 までにお申込みください 。
参加申込書はこちらからダウンロードしてください。
年間予定
( 変更の際は ホームページ等で お知らせします )
<2023年度 市民講座の開催内容>
第1回 7月26日(水) | 工業型農業が多重危機を作り出した → 放射線米がやってくる |
第2回 9月27日(水) | 遺伝子組み換え食品は何をもたらしたか? |
第3回 11月29日(水) | 「ゲノム編集」食品は何が問題か? |
第4回 1月17日(水) | 工業型農業から有機農業・アグロエコロジーへ |
[付記]開催日や内容を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。