2023 とちぎ有機の会「市民講座」
「多重危機が世界で進行する中で、世界を救えるのはやはり有機農業」
2023年度の市民講座は、2020 年度に引き続きまして一人の講師による通年講座といたしました。
講師は民間稲作研究所常任理事の 印鑰智哉(いんやく ともや)さんです。印鑰さんにつきましては、
今年2 月の研究所公開シンポジウムにおいて「 急速に進む命の分解 」と題した報告をしていただきま
した。その報告内容の詳細を知りたいとの声が たくさんあり、今回の企画となりました。
第2 回
「 遺伝子組み換え食品は 何をもたらしたか? 」
みなさんは、遺伝子組み換え食品は従来の食品と同等とお思いでしょうか。遺伝子組み換えは画期的な
品種改良が可能な技術として始められて30 年以上になり、とくに、アメリカ、ブラジルなどでは大豆・
トウモロコシ・菜種・綿 の4 作物は ほぼ遺伝子組み換え品種に 凌駕されてしまいました。
しかしながら、商業的に広まったのは農薬耐性と害虫抵抗性のみであって、その代わりというか予想も
しなかったスーパー雑草やスーパー害虫が出現してきました。在来農法に悪影響を及ぼしており、ほぼ意味なしになってきています。
そこで、私たちは生物多様性や 農民の伝統的知恵を活かした アグロエコロジーや 有機農業 に活路を
見出したい、と考えています。
こちらから、参加応募資料をダウンロードしてください。
2023 第2回 とちぎ有機の会「市民講座」
「遺伝子組み換え食品は 何をもたらしたか? 」