2023 とちぎ有機の会「市民講座」
「多重危機が世界で進行する中で、世界を救えるのはやはり有機農業」
2023 年度の市民講座は、2020 年度に引き続きまして一人の講師による通年講座といたしました。
講師は、民間稲作研究所常任理事の印鑰智哉(いんやく ともや)さんです。印鑰さんにつきましては、今年2 月の研究所公開シンポジウムにおいて「急速に進む命の分解」と題した報告をしていただきました。
その報告内容の詳細を知りたいとの声がたくさんあり、今回の企画となりました。
第1回「放射線育種米が やってくる?! 」
現在、私たちを取り巻く社会経済条件は年々グロ ーバル化が進み、私たちの経済活動の単位も年々巨大化し、その ほんの一握りの多国籍企業 が世界を牛耳っています。その負の現象が年々 広がり、かつ 深まってきています。
その負の現象とは、食料危機、生物大量絶滅危機、気候危機、健康危機といったものがあげられ、それが多重危機として同時進行しているところに大いなる問題 とし 私たちは抱え込んでいるわけです。こうした多重危機の中心に据えられるのは「食料危機」です。言うまでもありません、「命」に関わるからです。
食料危機は農業危機と置き換えられます。第 1 回 目は「 放射線育種米 」というテーマで、 ここ数年で日本のお米をすべて放射線で突然変異させた品種にする計画が進んでいることがわかりました。なぜ、そんな計画が生まれたのか、それをどうやって食い止 められるかを考えます。
こちらから、参加応募資料をダウンロードしてください。
2023 とちぎ有機の会「市民講座」
「多重危機が世界で進行する中で、世界を救えるのはやはり有機農業」