「アグロエコロジー -農業本来の機能を取り戻すためにー」
2024年度の市民講座は、昨年度も学びましたアグロエコロジーについて、さらに別の視点で学ぶことを企画しました。富士山登頂に例えれば昨年度は静岡県側からの登山でしたが、今年度は山梨県側からの登山となります。アグロエコロジーは持続的な農業を確立するうえで大きなカギを握っていると考えてお ります。講師は澤登早苗恵泉女学園大学名誉教授で、一人の講師による通年講座といたしました。
第2回
「農生態系とは?」
第2回目からいよいよ本番に入ります。今回はアグロエコロジーを理解するうえで不可欠な概念である
「農生態系」について学びます。種の多様性、植生構造、抵抗力とレジリエンス、栄養構造などをキーワードとして、自然生態系と比較しながら農生態学を理解していただきます。また、景観、フードシステム(生産・流通・消費のネットワークなど)の重要性も ぜひ知っていただきます。
なお、農文協刊の『アグロエコロジー』をお持ちの方は、第2章の「農生態系の概念」45~60ページ
に目を通して参画してください。
[付記]
講師の澤登さんは、電車の都合で5時には会場に入ります。若干の準備を済ませれば開始の6時まで
時間がありますので、時間に余裕のある方は早めに会場へ来られて澤登さんとフリートークを楽しんで
ください。
記
期日 | 2024年11月18日(月) |
時間 | 18時00分 ~ 20時00分 |
会場 | NPO法人民間稲作研究所 有機農業技術支援センター (上三川町下神主233) (センター内30台駐車可。電車はJR石橋駅東口からタクシーで約5分) |
申込 | 氏名・連絡先を添えTEL/FAX 0285-53-1133まで。 民間稲作研究所のホームページからも 申し込めます。 |
会費 | 500円 |
定員 | 30名(先着順) |