ブータン王国の大きなチャレンジにご支援を

―世界初の有機農業100%の国造りを実現するために―

既にご承知のことと存じますが、ブータン王国では2020年までに有機農業100%を実現する技術を確立し、全土に普及するという目標を立て政策を展開しています。ジャイカ筑波の委託を受け当会が実施してきた循環型有機農業の栽培試験とともに、独自にプナカ県チミパンの王立農場に循環型有機農業のモデル農場を建設してきました。18枚の田畑転換圃場が作られ、大豆の窒素固定能力を最大限に生かした大豆―イネ―麦―大豆という輪作体系の循環型有機農場として運営される予定です。

屑大豆や米ぬか・くず麦・落葉など農場内で生産される収穫残渣、大豆油粕やオカラを原料に有機質肥料を生産し、周辺の農家にも提供する予定です。今後、肉より優れたタンパク源として大豆関連食品が普及すれば、仏教国にふさわしい世界初の循環型有機農業100%の国づくりが誕生します。

ところが、いま大きな困難に直面してしまいました。小さな棚田を統合したために大量の石が出てしまいました。現地の皆さんが人力で石を拾い、7月1日には日本側ボランティアのみなさんとブータン王国の関係者の皆さんで大豆を播種し、循環型有機農場建設のスタートを切ってきました。

しかし、圃場にはまだ多くの石があります。水田にするためにはストーンクラッシャーによる作土の造成が必要不可欠です。写真にあるような石を砂にしてしまうストーンクラッシャーは中古でも380万円と高価なものです。(YouTubeに掲載された作業中の様子)70馬力の中古トラクターが150万円で手に入り、輸送費その他を併せ700万円あれば作土層造成事業がスタートし、来年の4月から有機水田が開設できます。

東日本大震災の折、いち早く駆け付け、浄財を提供して下さったブータン王国のみなさまのご好意に報いるためにも、世界初の有機農業100%実現の第一歩である循環型有機農場の建設にみなさまのお力添えを頂きたくご案内申し上げました。

具体的にはクラウドファンデングサイトのReadyfor株式会社において700万円の資金を募りたいと考え、9月10日より公開の予定で準備作業を進めております。公開直後の5日間でどれだけ支援を寄せて頂けるかがポイントになると伺っております。

またインターネットの利用を行っていない方々には直接口座振り込みを受け付けておりますのでご利用頂ければ幸です。なお、このプロジェクトには第1次~第4次ボランティア活動にご参加頂いた御園孝さん始め18名の方々、7月に大豆の播種作業にご参加頂いた山田正彦先生(弁護士・元農林水産大臣)、料理研究家の枝元なおみ様など多くの方々のご支援を頂いております。

2018年8月20日

NPO法人民間稲作研究所  理事長 稲葉光國

私もブータン王国の有機農業100%実現という国家目標に感動し、7月2日に現地を訪れ、循環型有機農業のモデル農場で大豆を播種してきました。稲葉さんたちの取り組みが成功するよう、皆様のご支援をお願い致します。
山田正彦
  1. 目標資金及び使途
    目標資金 700万円
    【①中古ストーンクラッシャー380万円 ②中古トラクター150万円 ③輸送費・その他諸経費170万円】
  2. 募集期間 2018年9月10日~12月9日  使用開始時期 2019年1月より
  3. 支援金  単位 1口 5,000円
  4. 支援の方法
    以下の2つの方法があります。インターネットの出来る方は②の方法をお願い致します。

    ① 当会の口座に直接振り込む。

    謝礼の送り先を明記し0285-53-1133にFAXしてから、下記の口座にお振込み下さい。
    FAX連絡票(PDF)

    • 足利銀行 石橋支店 普通預金 口座番号 3002513
    • 名義人 特定非営利活動法人民間稲作研究所 理事 稲葉光國
    • FAXでのご連絡は、支援者名、ご連絡先電話番号、ご住所、希望する謝礼品(下記)、ご意見などをお知らせください。
        謝礼品(いずれか一つ)

      1. ブータン松茸と有機米セット(9月30日までに直接振り込まれた方)
      2. ブータン蜂蜜と菜種又は大豆油セット
      3. ブータンアルバム
      4. 謝礼は辞退
    ② インターネットを行っている方は9月10日以降、出来るだけ早くクラウドフアンデング Readyforにアクセスして、支援を申し込んで下さい。

    なおこのサイトでの支援は目標金額に達しなかった場合には全額返金となります。その際には改めて支援の方法をご案内致します。
    目標金額に達した場合は謝礼として12月中に「ブータン蜂蜜と油セット」をお送りする予定です。

  5. お問い合わせ・申込先 tel/fax 0285-53-1133

循環型有機農業のモデル農場所在地 (プナカ県 チミパン王立農場)


プナカ川に隣接した圃場で、玉石が多くプナカ川の氾濫原であったことが想定されます。ストーンクラッシャーで石が砂になれば、代掻きによって粒子の細かな粘土層が表面に移動し、美味しいお米や大豆が収穫されます。大豆油を搾った残りで良質の発酵肥料が製造され、来年には循環型のモデル農場が完成します。是非見学にお出かけ下さい。

1a前後の棚田を10a区画に統合し、18枚の田畑転換水田を造成しました。
最上部には冷水を温め、安定した用水を確保するために約5aのため池2個設置し、ビオトープとしても活用する予定です。
イネ―麦―大豆の2年3作の循環型有機農場として運営する予定で、現在大豆を栽培して窒素を固定し、収穫後にストーンクラッシャーで作土を作り、来春にはイネを栽培する予定です。(稲葉記)