2018年春季講習会及びポイント研修のご案内

2018年の春期講習会とポイント研修の日程は以下のとおりです。
その他の研修等については、各種研修・講習会のページをご覧ください。

2018年1月5日 研修の内容を一部修正しました。

(国連水田生物の多様性向上10年協賛事業)

 TPP国内批准の影響で、主要農作物種子法が突然廃止となり、私たちの主食であるイネ・麦・大豆の自給率が益々低下するような政策がとられてきました。気が付いたら遺伝子組み換えの農産物やプレハーベストやポストハーベスト、食品添加物で汚染された農産物しか手に入らない時代になってしまいます。その現状と水田生物の多様性を活かした有機稲作やイネー麦―大豆の輪作による超低コスト有機農業の最新情報を講習会とポイント研修でお伝えします。また育苗や抑草で悩んでいる方はポイント研修にもご参加頂き、現場で技術的ポイントを習得され、田植え後は草とりに入らない有機稲作を是非成功させて下さい。なお今回の春期講習会には会員農家の体験発表があります。生の声をお聞きください。

春期講習会

日時 開催地 会場 内容
1/21(日) 13:30〜17:00 栃木県 有機農業技術支援センター
河内郡上三川町下神主233
①2~3回代掻き・深水管理
による抑草技術のポイント
②民稲研1号による肥培管理
③イネ―麦―大豆2年3作
による低コスト有機農業
④体験発表
 新 潟 石塚浩二
 一ノ関 渡部よしの
 大田原 古谷慶一
 上三川 館野廣幸
 長野県 交渉中
1/28(日) 10:00〜12:00 新潟県 メイワサンピア
潟市西区赤塚4627-1 2階
2/24(土) 13:30〜17:00 栃木県 市民交流センター3F
大田原市中央一丁目3-15
3/4(日) 13:00〜17:00 岩手県 一ノ関北部農業技術開発センター
一関市大東町摺沢字菅生前61-26
3/11(日) 13:30〜17:30 滋賀県 草津アミカホール
草津市草津三丁目13-30 2階
3/18(日) 13:00〜17:00 長野県 木島平村農村交流館
下高井郡木島平村大字上木島1762

ポイント研修

1 開催場所 栃木県河内郡上三川町下神主233 NPO法人民間稲作研究所有機農業技術支援センター
開催日時 研修内容と研修費
3月15日(木) 16日(金) 生物多様性農業と圃場整備
4月12日(木) 18日(金) 育苗と抑草技術
5月17日(木) 18日(金) 抑草と田植え作業の実際
6月21日(木) 22日(金) イネの肥培管理、菜種・麦の収穫、有機大豆の栽培(播種・中耕)
10月18日(木) 19日(金) 収量調査・イネの栽培成果交流麦・なたね・小麦栽培の留意点

詳しいことは事務局(fax 0285-53-1133 メール)斎藤・稲葉までお問い合わせください。なお現地での開催ご希望の方はご相談に応じます。

2 研修経費 栃木会場 50,000円(昼食費を含みます。1泊2日 年間5回、延べ60h)
3 定  員 30名
4 申込先 NPO法人 民間稲作研究所 Fax 0285-53-1133 メール

栃木会場の講座概要

開催日 講座内容
第1回 3月15日
(木)
近代化学農業の破綻と有機農業による地産地消
民間稲作研究所の歩み、食の安全を脅かす放射能・遺伝子・長期残留型農薬汚染・TPPと対峙する地域循環型有機農業
有機稲作における肥培管理と育苗の意義
生き物を育み、安定多収を実現する有機水田の圃場整備と肥培管理
(アカガエル・アマガエルなどの生態保全と土づくり)
用排水・魚道の整備・ビオトープ兼浄化池の整備、畦畔・本田の整備
1回目代掻き前の元肥散布と耕起作業の実際
3月16日
(金)
水田生物の多様性を活かした抑草技術
①水田雑草の種類と発芽生長特性
②早期湛水と2回代かきによる抑草技術のポイント
③イネー菜の花―大豆ー麦―イネ・大麦による抑草技術
ミツバチの蜂群崩壊とその対策 (映画上映)
第2回 4月12日
(木)
有機稲作と成苗育苗の意義と実際(その1)
①健康なイネは健康な苗づくりから
②安定多収と苗質
③抑草と苗質
④種子の予措
⑤苗質と播種量・床土の作成
⑥置床の準備
4月13日
(金)
成苗育苗の実際(その2)
①播種作業 ②灌水と温度管理 ③プール育苗の実際
抑草技術(その1)
①水田生物の多様性を活かした抑草技術のポイント
②土壌別・雑草別の耕起作業と砕土・均平作業
③1回目代かきのねらいと方法、代かき後の水管理
第3回 5月17日
(木)
水田の生き物と抑草技術(その2)
①トロトロ層の形成、イトミミズ・ユスリカ・ミジンコ・緑藻類の発生と抑草効果、養分供給効果
②2回目代かきの目的と実際、重要な田植え時期
5月18日
(金)
田植えの実際と抑草ペレットの役割
①ポット田植機の構造と操作法
②発酵肥料等の抑草資材の役割とその作り方・散布法
③なたね・麦跡の育苗技術(種子の予措、播種の時期、育苗期間)
第4回 6月21日
(木)
抑草と生育診断・生き物調査・病害虫防除対策
①抑草効果の診断と対策
②生育診断(根と土壌の診断)と追肥用発酵肥料の作成
③なたね・麦跡のイネ、大豆、ひまわり栽培の実際
6月22日
(金)
①なたねの収穫・調整・搾油の実際、市販油と遺伝子汚染の実態
②イネの生育診断
③茎肥の散布
④有機水田の生き物調査と生物多様性病害虫防除
第5回 10月18日
(木)
収量調査と有機水田の土づくり
①収量調査・食味・成分・品位検査の意義と実際
②放射能測定・土壌診断の実際と土作り
③土壌改良資材(モミガラ燻炭・腐葉土作りの実際)
10月19日
(金)
地域循環型有機農場の構想と課題
①生産・加工・食育の全体像
②資源循環型発酵肥料のつくり方
③なたねヒマワリの搾油
④有機麦芽、味噌づくり
⑤有機食材の試食と修了式

全課程参加が原則で終了証を発行致します。やむを得ない事情がある場合は部分参加も受け付けます。