2016年ポイント研修のご案内

水田生物の多様性を活かした有機稲作は1,2時間の講習会を聞いただけで成功できるものではありません。その技術的なポイントや作業の手順など実際に現場を見てはじめて身につきます。有機稲作に初めてチャレンジする方、抑草がうまく行かず悩んでいる方、アイガモや紙マルチで有機稲作を実施してきたが、規模の拡大等で省力な抑草技術を習得したいと考えている方、麦・大豆・油脂作物などを栽培したいと考えている方、食味や品質を向上させたいと考えている方 是非ご参加下さい。

※2016年3月9日追記
栃木会場 第5回の開催予定日が変更になりました。また、講座内容についても一部変更がありますので、参加予定の方は再度ご確認ください。

2016年度の参加申し込みは終了いたしました。中途半端な理解を避けるために、通年を通しての受講をおすすめしております。来年度のお知らせをお待ち下さい。

1 研修場所

地区名開催場所時期と経費
栃木県河内郡上三川町下神主233
NPO法人民間稲作研究所有機農業技術支援センター
3月16,17日、4月22,23日、5月19,20日、6月24,25日、10月12,13日13,14日
(2日×5回=50,000円)
栃木県那須塩原市2区町公民館、アジア学院4月17日、5月22日、6月26日
(1日×3回=15,000円)
栃木県小山市 下生井公民館4月11日、5月16日、6月27日
(半日×3回=9,000円)
千葉県いすみ市 峰谷営農組合集会所
(7月2,3日は現地見学会との合同企画です)
3月19日、4月2日、5月15日、7月2,3日、10月11日
(1日×5回=25,000円)
熊本県熊本県益城町 公民館5月5日、6月11日、7月18日
(半日×3回=9,000円)
新潟県佐渡市 トキ交流会館4月4日、5月13日、6月20日
(半日×3回=9,000円)
埼玉県川越市伊勢原町 伊勢原公民館3月5日、4月16日、5月21日
(半日×3回=9,000円)

2 研修経費

栃木会場
50,000円(昼食費を含みます。1泊2日(宿泊は各自) 年間5回、合計60h)
その他の会場
1日コース 15,000円(年間3回 延べ21時間)
半日コース 9,000円(年間3回 延べ12時間)

3 定員

各会場30名

4 申込・問合せ先

2016年度の参加申し込みは終了いたしました。中途半端な理解を避けるために、通年を通しての受講をおすすめしております。来年度のお知らせをお待ち下さい。

お問合せフォームにてお問合せ頂くか、直接お電話でお問合せ下さい。

栃木会場の講座概要

開催日講座内容
第1回3月16日
(水)
1.近代化学農業の破綻と有機農業による地産地消
民間稲作研究所の歩み、食の安全を脅かす放射能・遺伝子・長期残留型農薬汚染・TPPと対峙する地域循環型有機農業
  (昼食と自己紹介)
2.有機稲作における育苗の意義と抑草技術のポイント
3.有機水田の除染と生き物を育む有機水田の圃場整備
保肥力の高い土づくりの異議、用排水・魚道の除染と整備、ビオトープ兼浄化池の整備・畦畔の整備、アカガエル・アマガエルなどの生態保全
3月17日
(木)
4.水田生物の多様性を活かした抑草技術
①水田雑草の種類と発芽生長特性
②早期湛水と2回代かきによる抑草技術のポイント
  (昼食)
③減脂大豆を原料とした元肥の作り方と土づくり
④減脂大豆を使った味噌作りの意義と方法
第2回4月22日
(金)
有機稲作と成苗育苗の意義と実際
①健康なイネは健康な苗づくりから
②安定多収と苗質
③抑草と苗質
④種子の予措
⑤苗質と播種量・床土の作成
⑥置床の準備
4月23日
(土)
成苗育苗の実際
①播種作業 ②灌水と温度管理 ③プール育苗の実際
抑草技術(その1)
①水田生物の多様性を活かした抑草技術のポイント
②土壌別・雑草別の耕起作業と砕土・均平作業
③1回目代かきのねらいと方法、代かき後の水管理
第3回5月19日
(木)
水田の生き物と抑草技術(その2)
①トロトロ層の形成、イトミミズ・ユスリカ・ミジンコ・緑藻類の発生と抑草効果、養分供給効果
②2回目代かきの目的と実際、重要な田植え時期
5月20日
(金)
田植えの実際と抑草ペレットの役割
①ポット田植機、マット田植機の構造と操作法
②発酵肥料等の抑草資材の役割とその作り方・散布法
③なたね・麦跡の育苗技術(種子の予措、播種の時期、育苗期間)
第4回6月24日
(金)
抑草と生育診断・生き物調査・病害虫防除対策
①抑草効果の診断と対策 ②生育診断(根と土壌の診断)と追肥用発酵肥料の作成 ③なたね・麦跡のイネ、大豆、ひまわり栽培の実際
6月25日
(土)
①なたねの収穫・調整・搾油の実際、市販油と遺伝子汚染の実態
②イネの生育診断、③茎肥の散布 ④有機水田の生き物調査と生物多様性病害虫防除
第5回10月12日
(水)

10月13日
(木)
収量調査と有機水田の土づくり
①収量調査・食味・成分・品位検査の意義と実際 ②放射能測定・土壌診断の実際と土作り ③土壌改良資材(モミガラ燻炭・腐葉土作りの実際)
10月13日
(木)

10月14日
(金)
地域循環型有機農場の構想と課題
①生産・加工・食育の全体像②資源循環型発酵肥料のつくり方③なたねヒマワリの搾油④有機麦芽、味噌・醤油づくり⑤有機食材の試食と修了式